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桜花学園「最高のチーム」/高校バスケ

優勝し3冠を達成した桜花学園の選手たちは「全国制覇」のTシャツを着て歓喜のジャンプ
優勝し3冠を達成した桜花学園の選手たちは「全国制覇」のTシャツを着て歓喜のジャンプ

<全国高校バスケット選抜優勝大会:桜花学園79-69岐阜女>◇女子決勝◇28日◇東京体育館

 桜花学園(愛知)が最多19度目の優勝を、大会2連覇で果たした。初優勝を狙った岐阜女(岐阜)を79-69で下した。

 この結果、桜花学園は高校総体、愛知選抜の主力で出場した国体と合わせ、11度目の3冠達成となった。

 桜花学園は前半に試合の主導権を握った。45-27と18点差をつけて、相手の出はなをくじいた。

 初の栄冠に燃える岐阜女は第3Q、187センチのロー・ヤシン(3年)がゴール下を制して14点をマーク。24-16で差を10点に縮めた。

 しかし、桜花学園は主将の山田愛(3年)が捻挫を押してチームをけん引。第4Qに8得点を挙げて、岐阜女の追い上げを許さなかった。

 山田は「昨日の試合を引きずることなく、いい出来だった。ディフェンスは納得いっていないが、みんなで自分たちのプレーができてよかった。一緒に練習して強くなったと思うし、みんなが一丸となってつかんだ優勝だと思う」と笑顔を見せた。

 井上真一コーチ(67)は「2冠は取れても、なかなか3冠が取れなかったのでうれしい。今の3年生は下級生のころから即戦力になっていたから、その力が勝因だろう。ディフェンスを忠実にやり、要求していることをやろうとしていたので、最高のチームと褒めてやりたい」と話した。

 [2013年12月28日18時29分]









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