グレッグ・バンアーベルマート(ベルギー=BMCレーシング)が第3ステージを制し、総合首位に躍り出た。

 集団スプリント勝負となり、残り1キロをBMCレーシングが先頭で通過。ゴール直前でアシストから発射されたバンアーベルマートが先頭を譲らず、そのまま逃げきった。ペテル・サガン(スロバキア=ティンコフ・サクソ)も左から強襲したが最後のコーナーでの位置獲りが悪く、ホイール半分届かず2位。3位にはズデニェック・シュティバル(チェコ=エティックス・クイックステップ)が入った。

 バンアーベルマートは「第3と第4ステージは自信があった。フィニッシュが自分に向いている。今季はここまで数回勝利に近づいたが勝てなかった。シーズン初勝利の味はいつもいいものだ。良かった」と話した。

 総合はバンアーベルマートが首位で、2秒差の2位にサガン、8秒差の3位にアドリアーノ・マローリ(イタリア=モビスター)。

 新城幸也(ヨーロッパカー)は23秒遅れの70位で、総合は1分6秒遅れの78位。