<自転車:ブエルタ・ア・エスパーニャ>◇第2S◇174キロ◇ラ・ヌシア~プラヤス・デ・オリウエラ◇21日

 クリストファー・サットン(27=オーストラリア、チームスカイ)がステージ優勝を果たした。タイムは4時間11分41秒。残り1キロは激しく先頭が入れ替わる展開となり、ゴール手前で先頭に立ったビセンテ・レイネス(30=スペイン、オメガファーマ・ロット)の直後につけたサットンが、ゴールラインでレイネスをかわした。2位がレイネス、3位はマルセル・キッテル(23=ドイツ、スキル・シマノ)だった。サットンはレース後、「オメガファーマ・ロットの選手(レイネス)が行ったので付いていった。後ろを見たら、誰も来なかったので勝てると思った」と振り返った。

 日本人初参戦の土井雪広(27、スキル・シマノ)はメーン集団を先頭で引っ張るなど、積極的なレースを展開した。7分14秒遅れの196位でのゴールとなったが、存在をアピールすることに成功した。

 マイヨロホ(総合1位)はこのステージ6位だったダニエーレ・ベンナーティ(30=イタリア、レパードトレック)が獲得した。