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2012年 ジロ・デ・イタリア 結果

◆最新ニュースは自転車特集ページでどうぞ

5月5〜27日 イタリア UCIワールドツアー

※スタートリスト

ステージステージ優勝マリア・ローザ別府史之順位(総合)
第1Sタイラー・フィニ-タイラー・フィニ-145位
第2Sマーク・カベンディッシュタイラー・フィニ-19位(139位)
第3Sマシュー・ゴスタイラー・フィニー9位(128位)
第4Sガーミン・バラクーダラムナス・ナバルダウスカス6位(80位)
第5Sマーク・カベンディッシュラムナス・ナバルダウスカス36位(72位)
第6Sミゲール・ルビアノアドリアーノ・マローリ136位(133位)
第7Sパオロ・ティラロンゴライダー・ヘシェダル111位(128位)
第8Sドメニコ・ポッツォビーボライダー・ヘシェダル78位(119位)
第9Sフランシスコ・ベントソライダー・ヘシェダル143位(124位)
第10Sホアキン・ロドリゲスホアキン・ロドリゲス60位(117位)
第11Sロベルト・フェラーリホアキン・ロドリゲス97位(112位)
第12Sラースイェティング・バクホアキン・ロドリゲス84位(108位)
第13Sマーク・カベンディッシュホアキン・ロドリゲス162位(110位)
第14Sアンドレイ・アマドールライダー・ヘシェダル105位(117位)
第15Sマッテーオ・ラボッティーニホアキン・ロドリゲス141位(124位)
第16Sイオン・イサギレホアキン・ロドリゲス62位(121位)
第17Sホアキン・ロドリゲスホアキン・ロドリゲス124位(122位)
第18Sアンドレーア・グアルディーニホアキン・ロドリゲス13位(120位)
第19Sロマン・クロイツィゲルホアキン・ロドリゲス134位(120位)
第20Sトマス・デへントホアキン・ロドリゲス149位(120位)
第21Sマルコ・ピノッティライダー・ヘシェダル71位(120位)


・第1S(5日、個人タイムトライアル、ヘアニング(デンマーク)〜ヘアニング(デンマーク)=8.7km)

フィニ-が個人TT制す

 ジロ史上はじめて北欧デンマークで開幕し、個人タイムトライアルが行われた。10分26秒でタイラー・フィニ-(21、米国=BMCレーシング)が優勝、ゲラント・トーマス(25、英国=チームスカイ)が9秒差で2位、地元デンマークのアレックス・ラスムッセン(27、ガーミン・バラクーダ)が13秒差で3位だった。2年連続出場となる日本の別府史之(29、グリーンエッジ)は11分36秒で145位だった。

別府145位「明日以降」

 イタリア伝統の自転車ロードレース、第95回ジロ・デ・タリアは、デンマークのヘアニングで第1ステージの個人タイムトライアル(8・7キロ)で開幕し、日本人でただ一人出場する29歳の別府史之(グリーンエッジ)は11分36秒で145位だった。

 ロンドン五輪代表の別府は2年連続の出場で、2009年のツール・ド・フランスと合わせ世界3大レースには3度目の挑戦。「自分の勝負どころは明日以降のステージになるので、コンディションを確かめながら走った」と話した。

 ことしは第3ステージまでデンマークで行い、第4ステージから舞台をイタリアに移し、27日にミラノでゴールする。

(写真=個人TTを制したフィニー=AP)

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・第2S(6日、ヘアニング(デンマーク)〜ヘアニング(デンマーク)=206km)

カブがスプリント勝負制す

 マーク・カベンディッシュ(26、英国=チームスカイ)がゴール前のスプリント勝負を制してステージ優勝、ジロ通算8勝目をマークした。タイムは4時間53分12秒だった。2位はマシュー・ゴス(25、オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)、3位はジョフレ・スープ(24、フランス=FDJ・ビッグマット)が入った。日本人で唯一参加している別府史之(29、オリガ・グリーンエッジ)はメーン集団の中でゴールし、タイム差なしの19位だった。

 マリア・ローザ(総合1位)は、前日の個人タイムトライアルを制したタイラー・フィニー(21、米国=BMCレーシング)が守った。フィニーは残り8キロ付近で、チェーンが外れるトラブルがあったものの、その後は集団に追いつきタイム差なしの51位でゴールした。

(写真=優勝したカベンディッシュ=AP)

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・第3S(7日、ホルセンス(デンマーク)〜ホルセンス(デンマーク)=190km)

別府が第3ステージ9位

 別府史之(29、オリガ・グリーンエッジ)はステージ優勝したマシュー・ゴス(25、オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)と同タイムの4時間20分53秒で9位に入った。総合首位はタイラー・フィニー(21、米国=BMCレーシング)で別府は128位。

 デンマークで開幕したレースは、第4ステージから舞台をイタリアに移す。

ゴスがスプリント勝負制す カブ落車

 マシュー・ゴス(25、オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)がゴール前のスプリント勝負を制してステージ優勝。タイムは4時間20分53秒だった。2位はフアンホセ・アエド(31、アルゼンチン=サクソバンク)、3位はタイラー・フィニー(21、米国=BMCレーシング) が入った。日本人で唯一参加している別府史之(29、オリガ・グリーンエッジ)は9位でゴールした。

 第2S優勝のマーク・カベンディッシュ(26、英国=チームスカイ)は5位まで追い上げるもゴール前200メートル地点で落車した。

 マリア・ローザ(総合1位)はタイラー・フィニー(21、米国=BMCレーシング)が守った。

(写真=優勝したマシュー・ゴス(右)=AP)

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・休息日(8日)
 
・第4S(9日、チームタイムトライアル、ベローナ〜ベローナ=33.2km)

ガーミンがチームTT制す

 舞台をイタリアに移しての初戦で、チームタイムトライアルが行われた。ガーミン・バラクーダが37分04秒のタイムで優勝した。5秒差の2位はカチューシャ、37分26秒の3位にアスタナ、同タイムでサクソバンクが4位だった。別府史之(29)が所属するオリカ・グリーンエッジは37分29秒で6位だった。

 マリア・ローザ(総合1位)は優勝したガーミン・バラクーダのラムナス・ナバルダウスカス(24、リトアニア)が獲得。2位にタイラー・ファラー(27、米国)3位にロバート・ハンター(35、南アフリカ)4位にライダー・ヘシェダル(31、カナダ)とガーミン・バラクーダ勢が上位4人を占めた。第3Sまで首位だったタイラー・フィニー(21、米国=BMCレーシング)は5位、別府は80位と順位を上げた。

別府80位に上昇「調子がいい」

 第4ステージのチーム・タイムトライアル(33・2キロ)を行い、別府史之のグリーンエッジは37分29秒で6位だった。別府は総合で、首位のラムナス・ナバルダウスカス(リトアニア)から1分17秒遅れの10時間3分10秒の80位となり、128位から順位を上げた。

 スタート直前の無線機のトラブルなどでチームとして完璧な走りはできなかったというが、第3ステージではチームメートのステージ優勝に貢献したこともあり「自分としてはよく(ペダルが)踏めていて、変わらず調子がいい」と話した。

(写真=マリア・ローザを獲得したナバルダウスカス=AP)

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・第5S(10日、モデナ〜ファーノ=209km)

カブが早くも2勝目

 マーク・カベンディッシュ(26、英国=チームスカイ)がスプリント勝負を制し、早くも今大会2勝目、ジロ通算11勝目(チームタイムトライアル2勝含む)をマークした。チームスカイの完璧な隊列から、残り500メートルで飛び出したカベンディッシュがマシュー・ゴス(25、オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)らの追撃を振り切って先頭ゴール。チームの力でつかんだ1勝に、レース後カベンディッシュは「チームメートが素晴らしかった」と笑顔で仲間をたたえた。タイムは4時間43分15秒だった。2位はゴス、3位はダニエーレ・ベンナーティ(31、イタリア=レディオシャック・ニッサン)だった。

 マリア・ローザ(総合1位)はラムナス・ナバルダウスカス(24、リトアニア)が守った。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は、このステージ5秒遅れの36位、総合では72位となっている。

別府72位「セーブして走った」

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝したマーク・カベンディッシュ(英国)と5秒差の4時間43分20秒で36位となり、総合順位を72位に上げた。

 別府は惜しくも2位に終わったチームのエースのアシストに徹し「力をセーブして走った。残り15キロを切ってからエースのために集団の先頭を引き、仕事を終えた」と話した。総合トップはラムナス・ナバルダウスカス(リトアニア)が守った。

(写真=優勝したカベンディッシュ(先頭左)=AP)

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・第6S(11日、ウルビーノ〜ポルト・サンテルピディオ=210km)

ルビアノが逃げ切りV

 今大会初となる中級山岳ステージは、積極果敢に逃げたミゲール・ルビアノ(27、コロンビア=アンドローニジョカットリ)が、最後まで先頭を守り切り、後続に1分10秒差をつけてステージ優勝、高々と両腕を突き上げてゴールした。タイムは5時間38分30秒だった。

 アドリアーノ・マローリ(24、イタリア=ランプレ・ISD)が、4人での2位争いを制し、ミハウ・ゴワシュ(28、ポーランド=オメガファルマ・クイックステップ)が3位、アレクサンドル・ディアチェンコ(28、カザフスタン=アスタナ)が4位、チェーザレ・ベネデッティ(24、イタリア=チームネットアップ)が5位だった。

 この結果、マローリがマリア・ローザ(総合1位)を獲得。ゴワシュが15秒差の2位に浮上した。日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は21分11秒遅れの136位、総合では133位に後退した。

別府は総合133位

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝したミゲール・ルビアノ(27、コロンビア=アンドローニジョカットリ)と21分11秒差の5時間59分41秒で136位となり、総合順位は133位に下がった。

 別府は「調子はとても良かった。チームのエースをサポートしながら走った」と話した。総合トップにはアドリアーノ・マローリ(24、イタリア=ランプレ・ISD)が立った。

(写真=優勝したルビアノ=AP)

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・第7S(12日、レカナーティ〜ロッカ・ディ・カンビオ=205km)

ティラロンゴ2年連続の勝利

 パオロ・ティラロンゴ(34、イタリア=アスタナ)が昨年の覇者ミケーレ・スカルポーニ(32、イタリア=ランプレ・ISD)をゴール直前で差しステージ優勝を果たした。スカルポーニが2位、3位はフランク・シュレク(32、ルクセンブルク=レディオシャック・ニッサン)だった。

 ロッカ・ディ・ガンビオを目指す今大会最初の山頂ゴールステージ。レースは、スカルポーニが残り1キロでアタックをかけ先頭に立つも、離れずに追走したティラロンゴが、残り100メートルで逆転に成功。5時間51分03秒のタイムで先頭ゴールを果たした。ティラロンゴにとっては、昨年の第19ステージに続いて、2年連続のジロ2勝目となった。

 マリア・ローザ(総合1位)はライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)が獲得、15秒差の2位にティラロンゴ、このステージ4位だったホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が17秒差の3位につけた。

別府逃げてポイント獲得

 日本人で唯一参加している別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)が、見せ場を作った。マッテーオ・ラボッティーニ(24、イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア)らと4人で逃げ集団を形成。山岳、スプリントポイントをともに先頭で通過し、ポイントを獲得した。その後は、アタックをかけたラボッティーニについてゆけず、ロッカ・ディ・カンビオのふもとでメーン集団に吸収された。15分30秒差の111位でゴールしたが、何度も先頭に立つ積極的なレースぶりが光った。総合では128位、山岳ポイントランキングでは5ポイントで6位につけている。

(写真=優勝したティラロンゴ(右)=AP)

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・第8S(13日、スルモナ〜ラーゴ・ラチェーノ=229km)

ポッツォビーボ単独アタックV

 ドメニコ・ポッツォビーボ(29、イタリア=コルナゴ・CSFイノックス)が6時間6分5秒のタイムでステージ初優勝。モレッラ峠の終盤、残り6キロで単独アタックに成功、そのまま独走で先頭ゴールを果たした。ベニャト・インチャウスティ(26、スペイン=モビスター)23秒差の2位。ホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が3位争いを制し27秒差でゴールラインを通過した。

 マリア・ローザ(総合首位)は、ライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)が守った。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は9分53秒差の78位だった。

別府は第8ステージ78位

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝したドメニコ・ポッツォビーボ(29、イタリア=コルナゴ・CSFイノックス)と9分53秒差の6時間15分58秒で78位となり、総合順位を128位から119位に上げた。総合首位はライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)。

 別府は「あす(14日)のスプリントステージに向けて力をセーブした。後半は調子よく走れた」と話した。

(写真=優勝したポッツォビーボ=AP)

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・第9S(14日、サンジョルジョ・デル・サンニオ〜フロジノーネ=166km)

ベントソが混乱スプリント戦制す

 フランシスコ・ベントソ(29、スペイン=モビスター)が3時間39分15秒のタイムでステージ優勝、今大会初勝利、ジロ通算2勝目を挙げた。2位はファビオ・フェッリーネ(22、イタリア=アンドローニジョカットリ)3位はジャコモ・ニッツォーロ(23、イタリア=レディオシャック・ニッサン)だった。

 前日までの山岳ステージから、打って変わる平たんのステージ。残り10キロから、次々とアタックがかかる展開となり、残り6キロでは総合2位のホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が飛び出す奇襲に出た。集団が残り5キロで吸収したものの、目まぐるしい動きに隊列は乱れた。

 各チームが隊列を築ききれない中、残り350メートルのコーナーでフィリッポ・ポッツァート(30、イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア)が落車、後続の選手たちも巻き込まれた。最後は先に先頭に立ったニッツォーロを、追いあげたベントソが逆転し先頭ゴール、混乱のステージを制した。日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は2分40秒差の143位だった。

 マリア・ローザ(総合1位)はこの日もライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)が守り、2位ロドリゲス、3位パオロ・ティラロンゴ(34、イタリア=アスタナ)と、変動はなかった。

別府第9ステージ143位

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝のフランシス・ベントソ(29、スペイン=モビスター)から2分40秒遅れの143位だった。総合は119位から124位に下げ、首位はライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)。

 チームのエース、マシュー・ゴス(オーストラリア)を支援し快調に走ったが、最後にゴスが落車に巻き込まれたという。別府は「チームとして狙っていたのでとても残念。最後は負傷したゴスに付き添ってゴールした」と話した。

(写真=優勝したベントソ(右)=AP)

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・第10S(15日、チビタベッキア〜アッシジ=186km)

ロドリゲスがステージ優勝

 ホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が4時間25分05秒でステージ優勝を挙げた。2位はハルトシュ・フザルスキー(31、ポーランド=チームネットアップ)3位はジョバンニ・ビスコンティ(29、イタリア=モビスター)だった。日本人で唯一参加している別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は60位。

 マリア・ローザ(総合1位)はこの日ステージ優勝したロドリゲスが獲得、2位は17秒差でライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)3位は32秒差でパオロ・ティラロンゴ(34、イタリア=アスタナ)となった。別府は117位。

別府、第10Sで60位

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝のホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)から2分17秒差の60位だった。総合は124位から117位に上げ、ロドリゲスがトップに立った。

 別府は255キロという長距離の第11ステージでチームのエース、マシュー・ゴス(オーストラリア)を支援するため、第10ステージでは体力を温存しながら走ったという。「第11ステージはチームで2勝目を挙げるべく、チームのアシストをしたい」と話した。

(写真=優勝したホアキン・ロドリゲス=AP)

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・第11S(16日、アッシジ〜モンテカティーニ・テルメ=255km)

フェラーリがステージ優勝

 ロベルト・フェラーリ(29、イタリア=アンドローニジョカットリ)が6時間49分05秒でステージ優勝を挙げた。2位はフランチェスコ・キッキ(31、イタリア=オメガファルマ・クイックステップ)3位はトーマス・バイトクス(30、リトアニア=オリカ・グリーンエッジ)だった。

 マリア・ローザ(総合1位)はこの日もホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が守った。2位は17秒差でライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)3位は32秒差でパオロ・ティラロンゴ(34、イタリア=アスタナ)と変動はなかった。

別府、第11ステージ97位

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝したロベルト・フェラーリ(イタリア)から46秒遅れの97位だった。総合112位となり、ホアキン・ロドリゲス(スペイン)が首位を守った。

 別府は「残り14キロ付近で落車の影響を受け、集団から遅れてしまった」と話した。

(写真=優勝したフェラーリ=AP)

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・第12S(17日、セラベッツァ〜セストリ・レバンテ=155km)

バク絶妙抜け出しグランツール初V

 ラースイェティング・バク(32、デンマーク=ロット・ベリソル)が3分58分55秒のタイムで、グランツール初勝利を挙げた。11秒差の2位争いをサンディ・カザール(33、フランス=FDJ・ビッグマット)が制し、アンドレイ・アマドール(25、コスタリカ=モビスター)が3位だった。

 7人の先頭集団がけん制し合う残り1・7キロ、集団の後ろにつけていたバクが、一気に先頭に立ちリードを広げる。そこまでアタックの後ろに付きつづけていたカザールも、このバクの動きには反応できない。絶妙のタイミングで飛び出したバクがそのまま独走、両腕を突き上げながら、先頭でゴールラインを通過した。

 ステージ優勝のボーナスタイム(20秒)で、マリア・ローザ(総合首位)獲得の可能性があったカザールは際どく2位を死守、12秒のボーナスタイムを獲得し、総合で26秒差の3位に浮上した。首位はホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が守った。

 日本の別府史之(29=オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ7分12秒差の84位、総合では108位となった。

別府は第12ステージ84位

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝のラースイェティング・バク(32=デンマーク)と7分12秒差の84位で、総合108位とした。総合トップはホアキン・ロドリゲス(スペイン)が守った。

 別府は「逃げ切りのチャンスがあるステージだった。動けなかったことが悔やまれる」と話した。

(写真=優勝したバク=AP)

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・第13S(18日、サボーナ〜チェルベレ=121km)

カブ実力見せつけ3勝目

 マーク・カベンディッシュ(26、英国=チームスカイ)が3時間2分7秒のタイムでステージ優勝、第2、5ステージに続いて今大会3勝目(ジロ通算12勝目)を挙げた。

 カベンディッシュが、その実力を見せつけたステージとなった。残り1キロのスプリント勝負。第5ステージでは完璧に機能した、チームスカイのトレインはこの日は不発。自力に切り替えたカベンディッシュは、前が開けた瞬間に、自転車1台分のせまいコースを選択し、集団から抜け出す。最後は前を行くマシュー・ゴス(25、オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)を、一気にかわし去り先頭ゴール。世界王者の貫録を示す1勝となった。

 アレクサンドル・クリツォフ(24、ノルウェー=カチューシャ)が2位、3位はマーク・レンショー(29、オーストラリア=ラボバンク)だった。

 マリア・ローザ(総合首位)は、この日もホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)だった。日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)は1分32秒差の162位、総合では110位となった。

別府162位「新たな気持ちで」

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝のマーク・カベンディッシュ(英国)から1分32秒遅れの162位で、総合110位とした。総合トップはホアキン・ロドリゲスオリバー(スペイン)が守った。

 別府は「あすから厳しい山岳ステージに入るので、新たな気持ちでチャレンジしたい」と話した。

(写真=優勝したカベンディッシュ=AP)

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・第14S(19日、ケラスコ〜チェルビニア=206km)

アマドールV!ヘシュダル首位奪還

 アンドレイ・アマドール(25、コスタリカ=モビスター)が、ヤン・バルタ(27、チェコ=チームネットアップ)との激しい競り合いを制してステージ優勝を果たした。タイムは5時33分36秒だった。バルタが2位、3位はアレサンドロ・デマルキ(25、イタリア=アンドローニジョカットリ)だった。

 今大会初となる、超級山岳ステージに突入した。逃げ集団から残り65キロで飛び出したバルタを、残り26キロでアマドールがかわし、そこにデマルキ、さらにバルタも追いつき返し、3人で逃げる形になった。

 集団からは残り3キロ手前で、ライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)が飛び出す。マリア・ローザ(総合首位)のホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)も仕掛けるが、これはすぐに後ろにつかれて失敗。ヘシュダルは後続とのリードを広げ、懸命に前との差を詰めたものの、逆転には至らず。ステージ優勝は前の3人に絞られた。残り1キロはスプリント勝負となり、先にバルタが先頭に立ったものの、食い下がったアマドールがゴール前で逆転。うれしいジロ初勝利を挙げた。

 ヘシュダルが20秒差の4位に入り、7位でゴールしたロドリゲスに26秒差をつけた。これにより総合首位は逆転、ヘシュダルが第9ステージ以来のマリア・ローザ奪還に成功した。ロドリゲスは9秒差の2位、パオロ・ティラロンゴ(34、イタリア=アスタナ)が41秒差の3位につけている。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ32分4秒差の105位、総合では117位となった。

別府第14S105位「無難に」

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝のアンドレイ・アマドール(コスタリカ)から32分4秒遅れの105位で、総合117位に後退した。総合トップにはライダー・ヘシェダル(カナダ)が立った。

 別府は「疲労はあるが、無難に山岳ステージをこなすことができた。チャレンジする走りを続けたい」とコメントした。

(写真=優勝したアマドール=AP)

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・第15S(20日、ブスト・アルシツィオ〜レッコ/ピアン・デイ・レジネッリ=169km)

ラボッティーニがロドリゲス破る

 スタート18キロから逃げ続けたマッテーオ・ラボッティーニ(24イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア)が、残り1キロで驚異的な追い上げをみせた、ホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)を破ってステージ優勝を果たした。タイムは5時間15分30秒。ロドリゲスが2位、アルベルト・ロサダ(30、スペイン=カチューシャ)が3位だった。

 ラボッティーニが軽快に逃げ続けた。残り17キロでは、落車するアクシデントもあったが、後続との差を大きく詰めさせなかった。残り2キロでも1分以上のリードを保ち、逃げ切りが見えてきた。

 しかし、残り1キロ手前で、ロドリゲスの驚異的なアタックが開始されると、リードは一気に失われていく。残り800メートルでは、2番手を走っていたロサダを抜き去り、500メートルでついに、ラボッティーニは先頭をロドリゲスに譲った。

 ここから、ラボティーニはロドリゲスの後ろにぴったり付いて粘りを見せる。ゴール直前、最後の力を振り絞って、再びロドリゲスをかわして先頭に立ち、そのまま先頭ゴール、ジロ初勝利を両手を突き上げて喜んだ。序盤から逃げ続け、全てのポイントを先頭で通過、ラボッティーニの独壇場となったステージだった。

 追い上げ届かず2位のロドリゲスも、この強烈なアタックで前日失ったマリア・ローザ(総合首位)の1日での奪還に成功した。2位のライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)に、30秒のリードを付け返した。

別府第15ステージ141位

 別府史之(グリーンエッジ)はステージ優勝のマッテーオ・ラボッティーニ(イタリア)から34分48秒遅れの141位で、総合124位に後退した。総合トップはホアキン・ロドリゲス(スペイン)。

 別府は「雨の山岳ステージと、厳しいコンディションだった。休息日はゆっくり体を休めて最終週に備えたい」とコメントした。

(写真=優勝したラボッティーニ=AP)

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・休息日(21日)
 
・第16S(22日、リモーネ・スル・ガルダ〜ファルツェス=173km)

イサギレがステージ初V

 イオン・イサギレ(23、スペイン=エウスカルテル・エウスカディ)が4時間02分00秒でステージ初優勝を挙げた。2位は16秒差でアレサンドロ・デマルキ(25、イタリア=アンドローニジョカットリ)3位はスタフ・クレメント(29、オランダ=ラボバンク)だった。

 マリア・ローザ(総合1位)はホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が守った。2位は30秒差でライダー・ヘシェダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)3位は1分22秒差でイバン・バッソ(34、イタリア=リクイガス・キャノンデール)が入った。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ10分19秒差の62位、総合では121位となった。

(写真=優勝したイサギレ=AP)

別府62位「限界まで追い込んだ」

 別府史之(オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝のイオン・イサギレ(スペイン=エウスカルテル・エウスカディ)から10分19秒遅れの62位で、総合では3つ順位を上げて121位となった。総合トップはホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ)。

 別府は「序盤から逃げようと繰り返しアタックし、限界まで追い込んで走った」とコメントした。

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・第17S(23日、ファルツェス〜コルティーナ・ダンペッツォ=186km)

ロドリゲスVで首位守る

 マリア・ローザ(総合首位)のホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が、5時間24分42秒のタイムでステージ優勝、今大会2勝目を挙げ首位を守った。2位はイアン・バッソ(34、イタリア=リクイガス・キャノンデール)3位はライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)だった。

 ジャウ峠を越え、残り18キロの下りに入ると、ロドリゲス、ヘシュダル、バッソ、ドメニコ・ポッツォビーボ(29、イタリア=コルナゴ・CSFイノックス)と、総合上位の選手たちが先頭を占める。下りきった残り1キロでは、昨年の覇者ミケーレ・スカルポーニ(32、イタリア=ランプレ・ISD)とリゴベルト・ウラン(25、コロンビア=チームスカイ)が加わり、6人の争いに。最後はスプリント勝負となり、先に飛び出したバッソをロドリゲスがかわし先頭ゴールを果たした。

 ロドリゲスは3日連続、7日目のマリア・ローザ獲得。2位ヘシュダルとは30秒差、3位バッソとは1分22秒差で変わりはない。

(写真=今大会2勝目を挙げたロドリゲス=AP)

別府は38分26秒遅れの124位

 別府史之(オリカ・グリーンエッジ)はステージ優勝のホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ)から38分26秒遅れの124位で、総合では一つ順位を下げて122位となった。総合首位はロドリゲスが守った。

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・第18S(24日、サンビート・ディ・カドーレ〜ベデラーゴ=149km)

グアルディーニがカブ下し初V

 アンドレーア・グアルディーニ(22、イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア)が3時間00分52秒でステージを制した。前日の第17ステージで最下位だったグアルディーニは、集団スプリント勝負でマーク・カベンディッシュ(英国=チームスカイ)を下し、1974年大会に並ぶイタリア選手5勝目を挙げた。グアルディーニは「全力を尽くした。素晴らしい1日だった。勝利を言葉でどう表現していいか分からない。信じられないほどうれしい」と初勝利を喜んだ。

 大会最多の4勝目を狙ったカベンディッシュは2位に敗れ、「完璧なスプリントだったが、今日は彼の方が速かったし、エネルギーも残っていた」と話した。

 3位にはロベルト・フェラーリ(29、イタリア=アンドローニジョカットリ)が入った。

 マリア・ローザ(総合首位)はホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が、77時間47分38秒で4日連続、8日目。2位は30秒差でライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)、3位は1分22秒でイアン・バッソ(34、イタリア=リクイガス・キャノンデール)と変動はなかった。

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ13位、総合では2時間42分09秒差で120位となった。

(写真=優勝したグアルディーニ。右は2位に敗れ悔しそうな表情のカベンディッシュ=AP)

別府史之、スプリント絡み13位

 別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はゴールスプリントに絡み、優勝したアンドレーア・グアルディーニ(22、イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア)と同タイムの13位と健闘した。別府は「最後でスプリント勝負を狙っていたが、ゴール前2キロでポジションを落としてしまい、力を出し切ることができなかった」と話した。

 総合では2つ順位を上げて120位とした。

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・第19S(25日、トレビーゾ〜アルペ・ディ・パンペアーゴ=198km)

クロイツィゲルがステージV

 ロマン・クロイツィゲル(25、チェコ=アスタナ)が6時間18分03秒でステージを制し、グランツアー初優勝を飾った。残り3キロを切ったところでアタックしてサンディ・カザール(フランス=FDJ・ビッグマット)を振り切り、単独で抜け出し2位ライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)に19秒差をつけてゴールした。3位はゴール前で巻き返しを見せ、直前でミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ)をかわしてゴールしたホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)で32秒差。

 マリア・ローザ(総合首位)はホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が、84時間06分13秒で5日連続、9日目。2位は17秒差でライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)と変わらず、3位にはミケーレ・スカルポーニ(32、イタリア=ランプレ・ISD)が入った。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ134位、総合では3時間22分10秒差で120位と変動はなかった。

(写真=優勝したクロイツィゲル=AP)

ヘシェダル、ロドリゲスに17秒差

 ライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)がトップと19秒差の2位に入り、32秒差の3位でゴールした総合首位のホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ)に17秒差と迫った。

 ロドリゲスは「今日は誰もがヘシェダルが落ちると予想していた。しかし、彼は我々に教訓を与えてくれた。彼のアタックは力強く、誰も追いつけなかった。彼が明日もこのペースを維持すれば、自分が優勝するのは難しいだろう。だが、(第20ステージの)モルティローロでは何かが起きる。何人もの偉大な王者が上りで力を失いトラブルに巻き込まれている。まだチャンスは残っている」と話した。

<ステージ>
(1)ロマン・クロイツィゲル(チェコ=アスタナ) 6時間18分2秒
(2)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) +19秒
(3)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) +32秒
(4)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +34秒
(5)ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア=コルナゴ・CSFイノックス) +42秒
(6)イバン・バッソ(イタリア=リクイガス・キャノンデール) +54秒

<総合>
(1)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) 84時間6分13秒
(2)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) +17秒
(3)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +1分39秒
(4)イバン・バッソ(イタリア=リクイガス・キャノンデール) +1分45秒
(5)リゴベルト・ウラン(コロンビア=チームスカイ) +3分21秒

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・第20S(26日、カルデス〜パッソ・デッロ・ステルビオ=219km)

デへントがステージV

 トマス・デへント(25、ベルギー=バカンソレイユ・DCM)が6時間54分41秒でステージを制した。2位は56秒差でダミアーノ・クネゴ(30、イタリア=ランプレ・ISD)3位はミケル・ニエベ(27、スペイン=エウスカルテル・エウスカディ)が2分50秒差で入った。

 マリア・ローザ(総合首位)はホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)が、91時間04分16秒で6日連続、10日目。2位は31秒差でライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)3位にはミケーレ・スカルポーニ(32、イタリア=ランプレ・ISD)と変動はなかった。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ149位だった。

(写真=優勝したデヘント=AP)

<ステージ>
(1)トマス・デへント(ベルギー=バカンソレイユ・DCM) 6時間54分41秒
(2)ダミアーノ・クネゴ(イタリア=ランプレ・ISD) +56秒
(3)ミケル・ニエベ(スペイン=エウスカルテル・エウスカディ) +2分50秒
(4)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) +3分22秒
(5)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +3分34秒
(6)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) +3分36秒

<総合>
(1)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) 91時間4分16秒
(2)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) +31秒
(3)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +1分51秒
(4)トマス・デへント(ベルギー=バカンソレイユ・DCM) +2分18秒
(5)イバン・バッソ(イタリア=リクイガス・キャノンデール) +3分18秒 (6)ダミアーノ・クネゴ(イタリア=ランプレ・ISD) +3分43秒
(7)リゴベルト・ウラン(コロンビア=チームスカイ) +4分52秒
(8)ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア=コルナゴ・CSFイノックス) +5分47秒

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・第21S(27日、個人タイムトライアル、ミラノ〜ミラノ=30.1km)

ヘシュダル逆転で初の総合優勝

 ライダー・ヘシュダル(31、カナダ=ガーミン・バラクーダ)が、合計タイム91時間39分02秒で初のマリア・ローザ(総合成績1位)に輝いた。

 個人タイムトライアルは、ヘシュダル、ホアキン・ロドリゲス(33、スペイン=カチューシャ)の順でスタート。34分15秒のステージ6位でゴールしたヘシュダルに対し、第20Sまで6日連続マリア・ローザを守り、31秒のアドバンテージがあったロドリゲスは35分02秒の26位でゴールした。結果ヘシュダルが総合で16秒の差をつけ逆転し、初のマリア・ローザを手にした。

 個人タイムトライアルは、マルコ・ピノッティ(36、イタリア=BMCレーシング)が33分06秒でステージ優勝。2位は39秒差でゲラント・トーマス(25、英国=チームスカイ)3位は53秒差でジェシー・サージェント(23、ニュージーランド=レディオシャック・ニッサン)が入った。

 日本の別府史之(29、オリカ・グリーンエッジ)はこのステージ36分14秒で71位、総合では4時間06分56秒差で121位だった

(写真=逆転で総合優勝したヘシェダル=AP)

<ステージ>
(1)マルコ・ピノッティ(イタリア=HTC・ハイロード) 33分6秒
(2)ゲラント・トーマス(英国=チームスカイ) +39秒
(3)ジェシー・サージェント(ニュージーランド=レディオシャック・ニッサン)

(5)トマス・デへント(ベルギー=バカンソレイユ・DCM) +1分1秒
(6)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) +1分9秒
(16)タイラー・フィニー(米国=BMCレーシング) +1分31秒
(22)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +1分54秒
(26)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) +1分56秒
(28)イバン・バッソ(イタリア=リクイガス・キャノンデール) +2分6秒

<総合>
(1)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) 91時間39分2秒
(2)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) +16秒
(3)トマス・デへント(ベルギー=バカンソレイユ・DCM) +1分39秒
(4)ミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ) +2分5秒
(5)イバン・バッソ(イタリア=リクイガス・キャノンデール) +3分44秒
(6)ダミアーノ・クネゴ(イタリア=ランプレ・ISD) +4分40秒
(7)リゴベルト・ウラン(コロンビア=チームスカイ) +5分57秒
(8)ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア=コルナゴ・CSFイノックス) +6分28秒
(9)セルジオルイス・エナオ(コロンビア=チームスカイ) +7分50秒
(10)ミケル・ニエベ(スペイン=エウスカルテル・エウスカディ) +8分8秒

<ポイント賞>
(1)ホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ) 139pt
(2)マーク・カベンディッシュ(英国=チームスカイ) 138pt
(3)ライダー・ヘシェダル(カナダ=ガーミン・バラクーダ) 113pt

<山岳賞>
(1)マッテーオ・ラボッティーニ(イタリア=ファルネーゼビーニ・セッレイタリア) 84pt
(2)ステファノ・ピラッツィ(イタリア=コルナゴ・CSFイノックス) 44pt
(3)アンドレイ・アマドール(コスタリカ=モビスター) 43pt

<新人賞>
(1)リゴベルト・ウラン(コロンビア=チームスカイ) 91時間44分59秒
(2)セルジオルイス・エナオ(コロンビア=チームスカイ) +1分53秒
(3)ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア=コルナゴ・CSFイノックス) +8分23秒

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