マンデー予選会から出場した木下稜介(24)は、3番からの5連続バーディーを含む7バーディー、3ボギー。

 北海道の涼しさで風邪をひいた上、ショットの調子もよくなかったそうだが、コーチである青山充氏にスイングの動画を送ったところ、「切り返しのタイミングが速すぎる」と指摘され、修正しての好スコアだった。

 青山氏には技術面だけでなく、精神面では「試合中は考えないように。練習場でしっかり考えよう」と助言され、生活面では「整理整頓」を指導される。

 「細かいことからきっちりと。(身の回りが)散らかっている選手に、うまい人はいない」という意味という。

 香川西高出身で、米ツアーで活躍する松山英樹とは同い年、ジュニア時代は四国の大会などで競った仲だ。「僕も海外を目指しているので…。いつか同じ舞台に立ってみたい」。今季はツアー2戦目の出場だが、好発進を足がかりにしたい。