単独首位から出た野村敏京は日本勢単独4位となる米ツアー通算3勝目を挙げた。

 2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを6つ落とし、通算3アンダーの281で並んだクリスティ・カー(米国)との6ホールに及ぶプレーオフを制した。

 2位に2打差をつけて迎えたこの日は、2番でボギーが先行も6番でバーディー。パープレーでハーフターンし、2位に4打差をつけて独走気配が漂った。10、11番を連続ボギーとすると、14、16番でもボギー。17番では痛恨のダブルボギーをたたいた。この時点で先にホールアウトしていたカーに逆転を許したが、最終18番でバーディーで追いつき、プレーオフに持ち込んだ。

 18番パー5を繰り返すプレーオフ。5ホール目まで互いに譲らずパーを並べた。6ホール目でバーディーを奪い、勝利した。