三菱自動車は8日、来年1月に南米大陸で行われるダカール・ラリーの参戦態勢を発表した。ドライバーは優勝2度の増岡浩ら4人で、ディーゼルエンジンを搭載した新型競技車のランサーで出走し、バイオ混合燃料を使用する。

 ダカール・ラリーはアフリカ大陸を主な舞台にして開催されてきたが、30回目となるはずだったことしはテロの危険を理由に中止され、4月にハンガリーなど中欧で代替大会が行われた。来年は初の南米での開催。三菱チームはダカール・ラリーの4輪部門で12度優勝している。