<F1:日本GP>◇2日◇フリー走行◇三重・鈴鹿サーキット◇1周5・807キロ

 3年ぶりに鈴鹿で開催される日本GPが雨の中、開幕した。ウィリアムズの中嶋一貴(24)はフリー走行1回目に1分40秒648の2番手、2回目には5番手タイムをたたき出した。「雨の中でも楽しめた、いい1日だった」と手応えをつかんだ様子だった。3日の予選でも上位グリッド獲得を狙う。トップタイムは1回目がマクラーレンのコバライネン、2回目がフォースインディアのスーティルだった。

 トヨタの控えドライバー小林可夢偉(23)は、正ドライバーのグロックが発熱でこの日の走行を回避したことで、代役でのF1デビューを果たした。3日の予選はグロックが復帰しそうだが「いつでも走れる準備ができていると証明できた」と満足顔だった。