<F1:イタリアGP>◇決勝◇11日◇モンツァ・サーキット◇1周5・793キロ×53周

 レッドブルのセバスチャン・フェテル(24=ドイツ)が1時間20分46秒172でポール・ツー・ウインを飾り、2戦連続今季8勝目、通算18勝目を挙げた。

 スタートこそ出遅れたが、トップを奪い返すと異次元のスピードで着々とリードを広げ、独走でゴールした。2位にはマクラーレンのジェンソン・バトン(31=英国)、3位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソ(30=スペイン)が入った。ザウバーの小林可夢偉(24)はギアボックスのトラブルで24周目にリタイアした。スタート時の多重クラッシュに巻き込まれてフロントウイングを交換。その後に10位まで追い上げたがマシン不調に泣いた。