F1ザウバーの小林可夢偉(23)が8日、東京都内で会見し、唯一の日本人ドライバーの責任を果たすことを誓った。昨年の12月の移籍決定後は多忙で、日本では初の会見。「子どものころ、日本人ドライバーがいたからF1を知った。子どもたちに夢を与えるためにもF1を盛り上げたい」と話した。自身はマシントラブルで開幕から3戦連続リタイアと苦しんでいる。「厳しい戦いは続くがあきらめる気はない」とマシンの改善を続け、10月10日決勝の日本GP(鈴鹿サーキット)までにはトップ集団に食い込むことを誓った。