女子は高梨沙羅(18=クラレ)が、1回目119・5メートルで2位の後、2回目に最長不倒137メートルを飛び合計251・2点で逆転優勝した。

 個人ノーマルヒル(NH)4位だった世界選手権(スウェーデン・ファルン)を終えての帰国初戦で、実力を見せた。強風などによる競技中断にも気持ちを切らさず、「いいメンタルトレーニングになりました」と力強かった。世界選手権個人NH銀メダルの伊藤有希(20=土屋ホーム)が1回目120・5メートル、2回目126メートルの合計238・7点で2位。男子は馬淵源(みなと、22=旭川大)が、1回目で最長不倒137メートル、2回目118メートルを飛び合計251・5点で初優勝した。