女子ダブルス1回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)カロリナ・プリスコバ(チェコ)組は敗退した。

 クルム伊達のペアは10点先取のタイブレークでマッチポイントを握りながら、最後は11-13で力尽きた。左肘と右肩のけががようやく回復しつつあり「勝負運がなかったが、最近の大会の中では一番いい状態でプレーできた」と、一定の満足感を示した。

 この後はコロンビアでのツアー大会にも転戦し、5月下旬開幕の全仏オープンは予選からの出場になる見込み。44歳のベテランは「自分が納得するテニスができるまでやめるつもりはない。突き進むだけの覚悟はある」と断言した。