埼玉が終始リードを守り、56-49で三重を下した。

 埼玉は前半を30-28とすると、後半はさらにディフェンスを強化。26-21として点差を広げた。185センチの渡部琉(鴻巣市立鴻巣中2年)が、終盤に3連続得点し、三重を突き放した。

 目(さっか)コーチ(49)は「能力の高い子たちが良く頑張ってくれた。三重のガード笹山君は、高さ(183センチ)もセンスもあるので、ディフェンスで仕掛けた。全員がマンツーマンで良くやってくれた」と選手たちの労をねぎらっていた。