日本チームの最終滑走となった村上佳菜子(20=中京大)は、113・32で6位に終わった。

 前半はコンビネーションジャンプを決めたが、後半は今季不安定だったジャンプでミスを連発。「日本チームにごめんなさいという気持ちでいっぱい」と、女子フリーでロシアに逆転された3位の結果を悔しがった。

 だが世界選手権後に一時は迷っていた現役続行を決断しただけに「来季に向けてのスタートと考えれば、すごくいい終わり方だったと思う。すごく気持ちを込めて滑ることもできたし、表情もつくることができたと思う。自信を持って滑ることができたら、ミスも少なくなると思うので、自信をつけたい」と前を向いた。