全日本柔道連盟は12日、世界ランキング上位者で争うマスターズ大会(23、24日・ラバト=モロッコ)に2012年ロンドン五輪女子57キロ級金メダルの松本薫(ベネシード)、同五輪男子73キロ級銀メダルで昨年の世界王者、中矢力(ALSOK)ら男女16選手を派遣すると発表した。

 世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)代表では、男子は昨年の100キロ超級準優勝の七戸龍(九州電力)や中矢ら6人がエントリー。女子は同選手権2連覇を目指す48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)、全日本女王で78キロ超級の田知本愛(ALSOK)ら10人が出場する。マスターズ大会は2年ぶりの開催となる。