第5シードで世界5位の錦織圭(25=日清食品)は1回戦で同123位のアンリ・マチュー(33=フランス)、2回戦で同40位のトマス・ベルッシ(27=ブラジル)にストレート勝ちした。3回戦は対戦相手の同48位のベンヤミン・ベッカー(33=ドイツ)が右肩の負傷で棄権し4回戦に進出した。


 4回戦では同74位のテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)を6-3、6-4、6-2で下し、1933年に佐藤次郎(故人)がベスト4に入って以来の日本男子ベスト8入りとなった。


 準々決勝では同15位のジョーウィルフリード・・ツォンガ(30=フランス)と対戦したが、1-6、4-6、6-4、6-3、3-6のフルセットの末に敗れ、82年ぶりの4強進出はならなかった。