2020年東京五輪の会場計画見直しで、国際フェンシング連盟の関係者が28日、大会組織委員会が代替候補地として提示している幕張メッセ(千葉市)を視察した。

 日本フェンシング協会幹部らの案内で、施設や周辺の交通環境を確認。説明役として男子フルーレで五輪2大会連続銀メダルの太田雄貴(森永製菓)も同行した。視察の詳細や評価については明らかにされなかった。

 フェンシングはレスリング、テコンドーとともに東京ビッグサイト(江東区)で実施する計画だったが、同じ施設を利用する国際放送センターのスペースが十分でないとの指摘を受け、組織委が3競技とも幕張での開催を検討している。