全国高等学校体育連盟(高体連)と日本ラグビー協会は2日、2015年度の第95回全国高校ラグビー大会に4校の記念大会枠を設け、出場校を過去最多に並ぶ55に増やすと発表した。選手の体調面への配慮と決勝の祝日開催を目的に日程も変更し、従来は1月5、7日に行われていた準決勝と決勝をそれぞれ来年1月7、11日に実施する。

 19年ワールドカップ(W杯)日本大会と20年東京五輪を見据えた「高校ラグビー活性化プロジェクト」の一環。記念大会枠は関東、近畿、中国、九州の4ブロックに各1校分ずつ割り当てられ、どの府県が増枠となるかは各ブロックの高体連ラグビー専門部が決める。複数校が出ている東京都と大阪府は除かれる。