ラグビー日本代表のフランカー、リーチ・マイケル主将(26=東芝)、SH田中史朗(30=パナソニック)ら5人が22日、深夜便で米国に出発する。現在パシフィック・ネーションズ杯(米国、カナダ)を戦っているチームに合流する。

 田中は今季の世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」で、ハイランダーズ(ニュージーランド)の一員として日本人で初めて優勝。リーチはチーフス(ニュージーランド)でレギュラーを勝ち取り、プレーオフに出場した。またケガから復帰してレッズ(オーストラリア)でSRデビューを果たしたフランカーのツイ・ヘンドリック(27=サントリー)も同時に合流する。SR後にコンディション調整に入っていた主力選手が一気に加わり、チームに役者がそろう。

 フィジー戦(トロント、日本時間30日午前7時)から出場予定のリーチは「(19日の)カナダ戦もよかった(20○6)。僕らがSRで学んできたことを、できる限りチームに伝えていきたい」と意気込んだ。すでに現地入りしている日本は日本時間25日の正午から、米国との第2戦を迎える。