昨年準優勝の奈良くるみ(安藤証券)はユリア・プティンツェワ(カザフスタン)に6-4、4-6、6-7で逆転負けした。

 奈良は相手のパワーに屈した。「最終セットは体力も落ちた。リターンゲームで崩せなかった」と初戦敗退に落胆の表情を浮かべた。

 昨年はこの時期に世界ランキングを上げて、全米オープンで4大大会初のシード入りを果たした。だが今季は2週連続で初戦敗退と厳しい戦いが続く。「テニスの感じは悪くはないし、全米までに何かをつかみたい」と話した。