バドミントン世界選手権(ジャカルタ)で銅メダルを獲得した男子シングルスの桃田賢斗(20=NTT東日本)ら日本代表が17日、羽田空港に帰国した。

 桃田は日本男子で初の銅メダル獲得にも「決勝進出、優勝を目指していたので悔しい」と笑顔を見せなかった。

 準決勝の翌日に行われた表彰式では、優勝した中国選手の国旗が1番高いところに上げられた。桃田は「悔しい気持ちがこみ上げてきた。もっと強くなりたいと感じた」と話した。

 次は9月8日開幕のヨネックスオープン(東京体育館)に出場する。「今の調子や実力を考えると、五輪に出場するだけの目標ではだめ。メダルを狙って、1大会ずつ頑張りたい」。16年リオデジャネイロ五輪でのメダル獲得に向け、まずは国内で実力を見せる。