7人制ラグビー女子日本代表「サクラセブンズ」が17日、「ワールドラグビー女子セブンズシリーズ15-16 コアチーム予選大会」(22~23日)出場のため、羽田空港から開催国アイルランドに出発した。

 中村知春主将(27=アルカス熊谷)は「合宿もたくさん積んできたし、悔しい思いもたくさんしてきたので、気負いも大きくなく、余裕も持てている。攻守に武器の種類も増えたし、いろいろなシチュエーションを考えられてきたので、あとはやりきるだけ」と自信の表情を見せた。

 参加12カ国が4チームずつ3組に分かれで総当たりを行い、上位2カ国と3位の上位2カ国が準々決勝ステージに進出。決勝進出の2カ国が、来季のコアチーム入りが決定する。日本はプールAでブラジル、ウェールズ、サモアと対戦。「初戦のブラジル戦が重要だと思う。大差では勝てない相手。勝ちきることがベスト」。昨年の同予選大会は準々決勝でフランスに敗戦してコアチーム入りを逃しているだけに、必勝を期した。

 遠征メンバーは以下の通り。

兼松由香(名古屋レディース)、マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ、竹内亜弥、中村知春、桑井亜乃、谷口令子(以上アルカス熊谷)、山口真理恵(ラガール7)、冨田真紀子(世田谷レディース)、横尾千里(東京フェニックス)、鈴木陽子、大黒田裕芽(以上立正大)、小出深冬(東京学芸大)