日本ラグビー協会は31日、来年から参戦する世界最高峰リーグ、スーパーラグビー(SR)の主催者に対し、日本チームが契約した選手リストを提出した。関係者が明らかにした。8月末までに最低25人のリスト提出を求められていた。

 関係者によると、チームの強化などを担当するディレクターを務めていたエディー・ジョーンズ代表ヘッドコーチ(HC)が選んだ代表選手中心の35人規模のリストをもとに契約を進め、25人と契約を済ませた。指揮官は現段階で決定には至っていないが、暫定的に名前を挙げたとみられる。

 SR側からはチームづくりの遅れが指摘されているが、日本協会の坂本典幸専務理事は同日夜、「参加する条件は満たしている」と述べた。