バレーボールのW杯男子大会(8日開幕)の日本代表14人が2日、発表された。主将は当初予定の阿部裕太(34=サントリー)から清水邦広(29=パナソニック)へ変更された。来年のリオデジャネイロ五輪出場権がかかる大会でキャプテンマークをつけて臨むエースは、都内で会見に臨み「苦しい場面でもプレーで引っ張っていけたら」と意気込んだ。

 五輪切符は上位2チームに与えられるが、日本は世界ランキング20位と厳しい戦いが予想される。それでもチームは8月のアジア選手権で6年ぶりの優勝を果たし勢いに乗る。昨年12月に歌手中島美嘉(32)と結婚し公私ともに順調な清水は「4年前はふがいない結果で終わってしまった。オリンピックの権利を取れるよう、しっかり頑張ります」と、日本を2大会ぶりの五輪出場に導く覚悟を見せた。