女子卓球界のエースで世界ランク4位の福原愛(27=ANA)が「ドッキリ」を仕掛けられて泣いた。

 この日、27歳の誕生日を迎えた福原が主催者からサプライズでのバースデーパーティーを催された。前日の準々決勝で敗れたため、地元・仙台での誕生日優勝はならなかったが、主催者との打ち合わせを打診され、出席予定だった閉会式前に、時間を早めて会場入り。大会運営者や報道陣が待ち受ける部屋に入ると、驚きの表情。

 「打ち合わせって言っていたのに~」とほほを赤らめて涙を流した。「地元の仙台でいいプレーをしたかったのに、すごいふがいないプレーをしてしまって申し訳なくて、今日はどんな顔で会場に来たらいいのかと思っていた。祝っていただけて、本当にうれしいです。27歳の年は(16年リオデジャネイロ)五輪がある年なので、今日から気持ちを新たにリセットして頑張りたいです」と感謝。贈られたピンク色のケーキと記念撮影を行うなど、笑顔もはじけた。