卓球女子の石川佳純(22=全農)が17日、ワールドツアー・スウェーデンオープン(ストックホルム)を終えて成田空港に帰国した。

 準々決勝では福原愛(27=ANA)との対決を制したが、準決勝では強豪中国の木子に1-4。それでも4ゲーム目まではいずれも接戦に持ち込んでいただけに「あと1本がとれなくて悔しい。もっと自分の武器を増やしていかないといけない」と課題を挙げた。

 今大会で今季のワールドツアーは終了。残すは、昨年優勝した同ツアーのグランドファイナル(12月10日開幕、ポルトガル・リスボン)のみだ。「去年は優勝した思い出のある大会。ファイナルでもいい試合がしたい。ポイントも高いので(シード権獲得など)リオに向けた大きな舞台だと思う」と中国勢撃破に挑む。