八木かなえがジャークの最終試技で107キロを挙げ、トレードマークの笑顔を浮かべた。「最低限の仕事はできた」と一定の満足感を示した。

 反省点はもったいないミスがあったこと。スナッチの2回目は静止できず、ジャークの1回目は肘が伸びていないとの判定でそれぞれ失敗となった。

 2度目の五輪出場を目指す23歳の八木は「全体的なパワーアップが必要なのと、フォームを安定させたい」と課題を口にした。