水泳の世界選手権男子400メートル個人メドレー金メダリストの瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が27日、成田空港から高地合宿先の米フラグスタッフへ出発した。

 9月に両足を手術した影響で復帰予定だった前週の東京SC招待記録会は大事を取って欠場。復帰戦は来年1月17日の東京6大学対抗戦(横浜国際プール)。25メートルの短水路プールだが「世界記録に近いところを出したい」と来年リオデジャネイロ五輪を見据えた。同記録会で実戦復帰したライバル萩野公介(21)も北島康介(33)らとスペイン・グラナダへの高地合宿に出発。「きつい状況で(五輪へ)追い込みたい」と覚悟をみせた。金メダルへの戦いは始まっている。