2020年東京五輪の追加種目として国際オリンピック委員会(IOC)に提案された女子ソフトボールの日本代表監督が宇津木麗華氏(52)から日本リーグ女子のトヨタ自動車を率いる福田五志監督(59)に交代したことが8日、日本協会への取材で分かった。

 複数の候補者の中から東京五輪で指揮を執る監督を選ぶため。11月の理事会で承認され、任期は来年7月の世界選手権(カナダ)まで。

 日本協会はことし策定した東京五輪に向けた強化計画で、16年までは宇津木、福田両氏とホンダ監督の浜中武直氏(44)が日本代表トップチームとU24(24歳以下)A、Bチームの監督を分担して強化育成を進めると定めており、その方針の中での交代。宇津木氏は福田氏が就いていたU24Aチームの監督となった。

 東京五輪の代表監督は世界選手権後、国際大会や育成の実績を考慮し、3氏を軸に選考する。