男子の桃田賢斗(NTT東日本)と女子の奥原希望(日本ユニシス)がそろって初優勝した。この大会のシングルスで日本勢が優勝するのは初めて。

 ともに3年前の世界ジュニア選手権を制した期待の若手。21歳の桃田は決勝で同世代のライバル、ビクトル・アクセルセン(デンマーク)にストレートで快勝。20歳の奥原も、ロンドン五輪銀メダルの王儀涵(中国)を2-0で破った。

 桃田賢斗の話 本当に大きな大会で勝って、うれしい。相手の決め球を取れたのが良かった。(奥原とアベック優勝に)リオデジャネイロ、東京五輪があるので2人で頑張っていきたい。

 奥原希望の話 本当にすごくうれしい。きょうの試合が一番きつかった。途中で足が止まって心が折れそうになった。最後は絶対に勝つという気持ちで戦った。