グレコローマン71キロ級(五輪非実施階級)では、シドニー五輪銀メダルの永田克彦(レッスルウィン)が13年ぶり7度目の頂点に立ち、95年大会の森山の38歳を塗り替える42歳での最年長優勝を飾った。

 05年から総合格闘技に転向し、今大会出場は04年以来。4月から日本ウェルネススポーツ大の監督に就任し、主催するジムでは子供たち約60人を指導する。「良い手本になりたかった。ホッとした」と話した。低迷する日本グレコ陣については「考えられないくらいの意気込みでやってほしい」と期待した。