天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンド記者会見が25日、都内の大田区総合体育館で行われた。準決勝進出を決めている男女各4チームの監督と選手が出席した。

 女子で4連覇を狙う久光製薬の中田久美監督(50)は「いい形で今年を終われるように、チームでがんばりたい」と話した。準決勝で対戦する東レについて質問を受けると「(対戦相手として)嫌です」ときっぱり。「今まで積み上げてきたことを、コートの中で表現できるか。普通に戦えたらいい」と話した。

 男子では、V・プレミアリーグで首位に立つ豊田合成のアンデッシュ・クリスティアン監督は「メリークリスマス。エブリバディー」と余裕の表情を見せた。準決勝では東レと対戦するが「みんながベストを尽くせば、結果は着いてくる」と話した。

 また、昨年の同大会を不祥事で出場辞退した東レの渡辺俊介主将は「緊張感のある舞台でバレーボールができることがうれしい。東レらしいバレーボールで、お客さんに楽しんでもらいたい」と意気込んでいた。

 準決勝は26日、決勝は27日に大田区総合体育館で行われる。