第1シードで4連覇を狙う世界ランク7位の錦織圭(26=日清食品)が、同125位のライアン・ハリソンを6-2、7-5のストレートで快勝し、準々決勝進出を決めた。

 第1セットは第2ゲームから5ゲーム連取し、相手にブレークポイントを許さずにあっさりと先取。第2セットも第5ゲームをブレークして優位に立ったが、第10ゲームのサービスゲームで4度のブレークポイントをしのぎながら粘り負けして追いつかれた。しかし、次の第11ゲームをすぐさまブレークバックし、第12ゲームはラブゲームでキープして8強入りを決めた。

 12日(日本時間13日)に行われる準々決勝では同93位のミハイル・ククシュキン(28=カザフスタン)と対戦する。対戦成績は錦織の4勝で、直近では今年のブリスベン国際2回戦で6-3、6-4でストレート勝ちしている。