13年アルペン世界選手権回転銀メダルのフェリックス・ノイロイター(31=ドイツ)が、1回目と2回目の合計タイム1分50秒93で、今季W杯初優勝を遂げた。「とてもいいフィーリングだ」。

 父クリスチャンは、73、75年のW杯苗場大会の回転で、2位、3位になっている。W杯通算6勝を数える父を、苗場の地で超えた優勝に「非常に特別な気持ち」と感激していた。

 6人が出場した日本勢は、エースの湯浅直樹(32=スポーツアルペンク)が1回目56秒78で34位に入ったのが最高。成田秀将(22=東海大)ら6人全員が、1回目で上位30人に入らず2回目に進めなかった。