中国の18歳金博洋がISU(国際スケート連盟)歴代4位となる98・45点の自己ベストをマークし、首位に立った。同じく自己ベストを出した2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)に3・97点差をつけた。

 4回転ルッツ-3回転トーループの高難度の連続技、後半にも4回転トーループを決めるなど、ほぼ完璧な出来。滑り終えると、両手でガッツポーズを作った。

 高いジャンプが武器だが「ジャンプの安定感が出てきたことで、表現力の伸びがでてきた」と成長を実感している。得点に関しては「まぁまぁ、いいかな」と驚いた様子はなかった。