村上佳菜子は、不安のあったジャンプで、序盤からミスが続き175・12点で7位に終わった。

 SP2位からの失速で、笑顔も一転して消えた。「調子は悪くなかったけど、難しいジャンプが多いフリーは自信を持てなかった」と振り返った。

 欠場した浅田真央(中京大)から「佳菜子ならやれる」と送り出され、繰り上がりで挑んだ舞台だった。だが準備不足は否めなかった。

 苦しかったシーズンを終え、来季へ。「しっかり追い込んでSP、フリーそろえられるように頑張りたい」と言葉を絞り出した。