男子は初戦のベラルーシ戦で3-0と圧勝した。1時間弱で試合を決め、格の違いを見せつけた。

 相手エースで世界ランク8位のサムソノフの欠場も優位に進んだ。1番手で起用された同7位の水谷隼(26=ビーコン・ラボ)は、同143位プラトノフに3-0。「彼が出ても勝てないという(体力の)温存。それだけ今の日本のレベルが上がってきということ」と胸を張った。

 今月上旬から始まった合宿直後に、倉嶋洋介監督からエースが集う2番手起用を伝えられていた大島祐哉(21=早大)も、団体戦初出場ながら同308位のハニンを攻守で圧倒。「想定してきたので、やりたい部分はあったが、勝つことが1番。初めての場を経験させていただいたので、次からは力も抜けてできると思う」と、1次リーグ全勝突破に、さらなる活躍を予感させた。3番手の丹羽孝希(21=明大)も、同375位のバラバノフを難なく退けた。

 29日には、第2戦シンガポール戦と第3戦ポーランド戦が行われる。