日本フェンシング協会は14日、男子フルーレの2008年北京五輪個人と12年ロンドン五輪団体でいずれも銀メダルを獲得した太田雄貴(森永製菓)の個人でのリオデジャネイロ五輪出場が確実になったと発表した。五輪出場は04年アテネ大会から4大会連続。4月に公表される世界ランキングで正式に決まる。

 男子フルーレは最後の世界ランキング対象大会となるグランプリ大会が13日にハバナで終了。太田は、団体で出場権を獲得したチームの選手を除いてアジア・オセアニア地域で上位2位以内に入ることが決まり、出場権獲得条件を満たした。

 30歳の太田は昨夏の世界選手権で、個人、団体の全種目を通じ、日本勢で史上初めて金メダルに輝いた。