日本スケート連盟は4日、世界選手権2大会連続銀メダルの羽生結弦(21=ANA)が、左足甲の靱帯(じんたい)損傷のため練習拠点を置くカナダのトロントで治療を受けると発表した。

 羽生はシーズン序盤から左足に痛みを抱え、年明けに状態が悪化していた。この日の世界選手権のエキシビション前に羽生は「原因は練習の仕方にあった。衝撃の蓄積とかそういうのもあったと思う」と明かした。4回転ジャンプを後半に組み込むなど今季、高難度のプログラムに取り組んだことの影響を認め、「リスクがあるが、難易度を高くしていったことを誇りに思っている」と話した。