競泳のリオデジャネイロ五輪代表の中高生トリオが5月31日、欧州GP出場のため、羽田空港から渡欧した。

 緊張感が漂うかと思いきや、高校生の池江璃花子、今井月(ともに15)、中学生の酒井夏海(14)はまるで遠足前のような和やかな雰囲気。池江は「同世代が多いから楽しい」と笑みを浮かべたが、競技の話になると「欧州の大会ではメダルをたくさん取りたい。海外選手の中でしっかり経験を積みたい」。また、萩野らと現地で合流し、そのままリオデジャネイロに入る今井は「五輪に出るからには決勝進出。笑顔で帰国したい」と表情を引き締めた。