卓球のリオデジャネイロ五輪女子団体代表伊藤美誠(15=スターツ)が30日、貴重品管理の誓いを立てた。午前は大阪市内で在籍する昇陽高の壮行会に出席。

 夜は同市内のホテルで行われた大阪卓球協会の「リオ五輪壮行会兼世界選手権銀メダル祝賀会」に参加した。日本代表の村上恭和監督(58)、世界選手権出場の若宮三紗子(27=日本生命)と約200人の参加者から激励とねぎらいを受けた。

 立て続けの壮行会に伊藤は「なかなかないので、自分の力になるし、元気になります」と15歳の若さ全開の笑顔。一方で五輪本番に話が及ぶとジカ熱や、強盗など競技以外の部分へ不安を吐露した。「ジカ熱は…なるべく外に出ない方がいいのかな。治安が悪いっていうのもあるので、そういうところにも気をつけたいです」。続けざまに「う~ん、貴重品の管理を頑張ります」と語り、周囲に和やかな雰囲気をもたらせた。