女子ダブルス決勝で第1シードの上地結衣(エイベックス)ジョーダン・ホワイリー(英国)組は第2シードのイエスカ・グリフィユン、アニク・ファンクート組(オランダ)に6-2、6-2で勝ち、3年連続3度目の優勝を果たした。

 上地は「すごくうれしい。自分でもびっくりしている」と興奮気味に話した。伝統の芝の舞台に「プレッシャーを感じてナーバスになった」と振り返ったものの、多彩なショットとミスの少ないテニスが光った。

 第1セットは2-2から4ゲームを連取して奪った。第2セットは最初のサービスゲームを落として0-2とされたが、その後の6ゲームを連取した。最後はボレーが決まり「自分たちが3連覇したことが信じられない」と喜びを爆発させた。

 次の目標はリオデジャネイロ・パラリンピック。「金メダルを目指したい」と意欲をみなぎらせた。