ラグビートップリーグの東芝は27日にクボタとの今季初戦を迎える。

 日本代表の主将を務めるNO8リーチ・マイケル(27)は控えでメンバーに入った。この日は東京・府中市内の練習場で、午前中に1時間程度の調整を行った。

 リーチは2季つづけてスーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)でプレー。5月の試合中に右手親指を脱臼する大けがを負い、長期離脱を余儀なくされた。現在は患部にテーピングを巻くこともなくなり、プレーに大きな支障が出ないところまで回復した。練習後に取材に応じ、「4試合目くらいから出られるようにと話していたが、思ったより早かった。医師にももう大丈夫だと言われている」と笑みを浮かべて話した。

 東芝でも、看板であるFW陣の中心に立つ存在。冨岡ヘッドコーチは「(控えの起用は)後半に出した方がチームとして強いと判断した。自分が日本ラグビーを引っ張るんだという心構えもしっかり持っている」と期待を寄せた。心配はなさそうだ。