ソチ五輪男子フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦(21=ANA)が29日、都内で行われた「ロッテ ガーナ チョコレートシーズン オープニングセレモニー2016」に出席し、女優の土屋太鳳(21)広瀬すず(18)松井愛莉(19)とステージ上で「競演」した。

 女優3人が「トキメキー」という鍵でガーナのチョコレート風の扉を開けると、羽生はターンを決めて華麗に登場した。MCからの提案で下の名前で呼び合い「緊張しました」とはにかんでいた。

 筋トレが大好きという広瀬に対しては「かっこいいと思う。やっぱりスレンダーな女性は美しいです。(腹筋が)6つに割れているところをぜひ見てみたいです」と話し、場を盛り上げた。また、「ときめく写真」として仕事の時に持ち歩く8本のイヤホンを収めた写真を紹介。「音質がそれぞれ違います。こだわっているのは、スケートとイヤホンだけです」と音へのこだわりを明かした。

 イベント名にちなみ、フィギュアスケートシーズンの「オープン」にも言及した。「今シーズンはちょっとスタートが遅れて心配させてしまいましたが、みなさんを元気にさせられるような演技が出来るように精いっぱい頑張っていきます」と意気込みを語った。06年トリノ五輪銅メダリストで振付師のジェフリー・バトル氏(33)が振り付けを担当したショートプログラムについて「1個1個のポーズや音の拾い方を見てほしい。ジャンプの入り方や降りた後の流れにもこだわった」と見どころを説明した。