日本水泳連盟(日水連)は26日、都内のグランドプリンス新高輪の飛天で、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックの報告会を開いた。金メダリスト萩野公介(22)金藤理絵(28)ら選手、丸川珠代五輪相、鈴木大地スポーツ庁長官ら約900人が出席し、盛大に開かれた。

 競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野は28日に、昨年骨折した右ひじの手術を受ける予定。五輪前から重りを付けているくらいの痛みを感じていたものの、一切、その言い訳をしない。五輪後に初めて痛みの事実を明かした。手術は右肘にできた余分な骨を除去する。

 「手術をすれば、今より動かしやすくなる。今のままで4年後(のと東京五輪)は考えられなかった」と手術に踏み切った理由を説明した。年内のレースは欠場予定も手術後1カ月で練習は再開する見込みだ。