リオデジャネイロ五輪・パラリンピック水泳日本代表の報告会が26日、東京都内のホテルで行われ、五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた金藤理絵(Jaked)は「初日に(男子400メートル個人メドレーの)萩野選手と瀬戸選手がダブル表彰台で作った流れを、パラリンピックの最後までつなぎ続けることができた」と、集まった大勢の関係者の前であいさつした。

 男子400メートル個人メドレーを制した萩野公介(東洋大)は右肘にできた余分な骨を除去する内視鏡手術を28日に受ける。「今のままでは4年後(の東京五輪)は戦えない。そのための準備としても、今のうちにやっておきたかった」と理由を説明した。

 パラリンピックで銀2、銅2と計4個のメダルを獲得した競泳男子の木村敬一(東京ガス)は、金メダルに届かず「悔いの残る大会になった。五輪の選手から勝負に向かう姿勢を学びたい」と語った。