初の神奈川ダービーで、川崎が横浜を87-85で下し、今季初勝利を挙げた。

 3年前のNBL移行以来、最多の3366人が詰めかけた等々力アリーナで、開幕2連敗同士が激闘を展開。終盤までもつれたが、川崎が日本代表辻直人の11得点、ニック・ファジーカス31得点の活躍で、逃げ切った。川崎は1勝2敗。横浜は3連敗となった。川崎の北ヘッドコーチは「何点差だろうが、勝ったことが1番の薬」と話した。ファジーカスは「とにかく、Bリーグでやっと勝つことができてよかった。等々力にこんなにお客さんが入ったのは、初めて見た。みなさんの応援がすばらしかった」と、ブースターの応援をたたえていた。