テニスの男子ツアーを統括するATPは17日、マスターズ上海大会で無気力プレーなどをした世界ランキング14位で21歳のニック・キリオス(オーストラリア)に対し、来年の全豪オープン開幕前となる1月15日までの出場停止と、追加で罰金2万5千ドル(約260万円)を科すと発表した。

 スポーツ心理学者による治療プログラムなどを受ければ出場停止期間は短縮され、11月7日から試合に出場できる。キリオスは既に計1万6500ドル(約170万円)の罰金処分を受けた。