女子SP2位の三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)は、フリーで123・53点を出し、合計189・28点で3位に入った。

 GPシリーズデビュー戦で表彰台に上がったが、内容は満足いくものではなかった。中盤以降にスタミナ切れし、ジャンプのミスを連発。演技後は「練習したことが本番で出せず悔しい」と涙を流した。

 力みのない軽やかなジャンプと、心の強さが武器。

伸び伸びと滑った前日のSP後には、米国のベテランで今大会覇者のワグナーから「本当にこれがデビューなの?すごいわね」と話しかけられた。次戦GP中国杯(11月18日開幕)で上位に入れば目標のGPファイナル出場もみえてくる。「後半で崩れてしまったのが今後の課題。自信をつけて望みたい」と、大舞台での経験を次につなげる。