リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子400メートル(切断などT47)で銅メダルを獲得した辻沙絵(22=日体大)が10日、北海道函館市から市民栄誉賞、同七飯町から町民栄誉賞の表彰を受けた。

 2つの表彰式前には函館市内の中学校で講演会を行うなど、パラリンピック開催前以来の帰郷で、多忙な1日を過ごした。

 ハンドボールから転向わずか1年半でメダル獲得の快挙を達成したが「表彰台の上で(優勝選手の)中国国歌を聞いた瞬間から、次は私だと思って切り替えた」と力強く話した。